2014年12月19日

鏡となって

出会う方の美しさに 
出会う方の素晴らしさに
出会う方のやわらかさに
出会う方のしなやかさに

周りの方の光がいつも以上にまばゆく感じられるとき
自分があまりにささやかに思えて
自分があまりに小さく思えて
委縮してしまったり、物おじしてしまったり、一歩遠慮してしまったり

もっと力を抜いてゆける
もっと気負いをてばなしてゆける
焦る気持ちをてばなしてゆける

一番心を開くのが難しい時こそ、恐れを手放して
自己憐憫に流れそうになる時こそ、自らを愛おしんで

周りの方の光を輝きを
映し出す鏡になって

その光の内のあるものは私の中にしみこんでゆく
その光の内のあるものは放った方に再び届いてゆき
その光の内のあるものはそれ以外の総てに向けて再び放たれる

私の中の総ての思いを解き放つ
たった一人の、弱くてちっぽけな一人の人間としての生を
みずからが生きてココにあることを
手放しで寿いでゆく

posted by e-aprico@杏の木 at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 散文シリーズ☆
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