2018年07月04日

通り過ぎる方

月曜日に長野市内まで出かけてきました。自分の運転で出かけるのはしばらくぶりだったので、余裕をもって2時間半ほど前に出発。細かい道順はうろ覚えになっていたので、付近をウロウロしながら、ようやく見覚えのある道路に戻ってきました。

なれない道を緊張しながら運転しているところだったので、交差点の信号待ちは一息つける良いタイミングでした。そんな中目の前の横断歩道を横切る方が、桔梗の形の日傘をさしていらっしゃいました。傘の布部分が花弁のようにカットされていて、柔らかな曲線がとても美しかったのです。柔らか素材のひざ下スカートと鮮やかだけれども控えめな印象のブラウスジャケットの組み合わせ。素敵にお年を重ねてゆかれると、こんな境地が待っているのかと、心からおしゃれを楽しんでいる様子が伝わってきました。楽しさってこんなにも出会った方に幸せを与えてくれるのか、交差点で先頭に止まれて道に迷ったおかげでこの方が横切る様に出会えたのかも!というくらい、とても嬉しい出会いでした。
ぼんやりの私が遠目で後姿を拝見しただけの方。どうしてこんなに印象に残っているのか、再度かみしめてみました。

ファッションへの立ち位置って様々かと思いますが、自分自身の今の肉体をしっかりと受け止めて、社会の流れを感じつつ、その中でどのようにご自身を表現してゆくのか、というあたりに自覚的なのかなあとおもいます。人目を惹くデザインのものは抑え目な色合いにして、柔らかな差し色で季節感と軽やかな印象をつくってらして。

私があの年代になったら別の選択をするだろうなあと思うのですが、自分の肉体と社会性をしっかりと受け止めているお姿が素晴らしく、あんなに楽しそうにお洋服を着ていらっしゃる高齢の方に久しぶりに出会った気がします。今の私が軽んじてきた部分を正面から受け止めている姿にはっとされられたのかも。

明日夜には帰宅するので、その後、一斉ワークがご案内できたらなあと思っています。
半夏生480.jpg
最後までお読みくださり、本当にありがとうございました。
posted by e-aprico@杏の木 at 08:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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