2019年11月22日

長野の朝日

2472_s.jpg上田市の別所線が、橋の出前の城下駅までの区間で運転を再開しました。
今朝は始発電車に乗って、城下駅からの代行バスに乗車したのですが、バス内では、市内での他の路線における、運休区間のお知らせがありました。路肩崩落や復旧工事の影響によるもののようです。
正常化バイアスなのか、被災地区に近隣に住んでいるはずでも、なかなかそのことを実感できずにいます。
実際の水没地区に足を運んで、避難を体験された方にお話を伺っても、ボランティアとして、現地で泥かきなどをお手伝いさせていただいても、未だに目の前の現実を受け止めかねている自分がいます。

それでも、被災されたお宅で、瓶詰めフルーツの泥を洗っている時にふと自分の姿が垣間見えた瞬間がありました。

「私は今寄り添えていない」、というもので、不思議なことに、それは暗闇に差し込む光のように、私の心を照らしてくれたのでした。

「寄り添えていない」との自覚が癒しをもたらすってどういうことだろう?繰り返し自分に問うて来ました。
今朝この文章を書きながら見えてきたのは、目の前の現実を受け止めたい、と願う自分自身と1人では受け止めきれずに悲しんでいる自身の姿でした。

余りにも大きな変化ですので、受け止めきれないことのほうが、ある意味自然なのかもしれません。そんな中、わからないなりに、どこまでなら寄り添えるのだろうか、どこまでなら受け止められるのだろうか、と願う私自身の姿を俯瞰できたことが、自らの癒しにつながったのかなぁと思っています。

今は長野から千葉県南部に移動です。大工さん達があちこちで工事をしていますが、まだまだブルーシートのままのお宅も多いです。工事の予約だけでも、沢山かと思いますので、復興には長い年月が必要になりそうです。

写真は上田駅の朝日です。天の下、大地の上で日々をくらす小さな小さな私自身のこと、少しずつでも受け止め、労ってゆけたらなぁ、と願います。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。
posted by e-aprico@杏の木 at 09:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 携帯投稿
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