2020年06月30日

バジルの香り

夏至の日の午後、19日朝までに一斉イベントを終えていたので、私自身のワークの方に専念することが出来ていました。ふと本でも読もうか、と思って図書館から借りてきた本を見てみると、魔女の本が。か行の作家さんの本を眺めていたら、ふと目に入った本を中身も確認せずに借りてきたのでした。

『魔女のひきだし』角野栄子著、白泉社さんからの刊行です。東逸子さんのイラストがとても麗しく、ミルキィ・イソベさんも関わられた装丁のハードカバーのご本。後書きまで入れて87ページと薄手なのですが、こんな書物がお店に並ぶって、1997年は豊かな時代だなぁと思ったのでした。

楽しく読み進める中で、一番ステキだったのが、山に登って薬草を採りに行く場面です。『アルプスの少女ハイジ』アニメ版の中でも、オンジやペーターが崖を登って山の頂上に美味しいミルクの出る草を取りに行く場面がありますが、角野さんがご一緒した「魔女」さんも森に薬草を採りに行きます。

背の高い草をかき分けて、ようやく見つけた薬草、その時の喜び方がとてもステキだったのです。
大声で笑い、収穫した薬草にほおずりし、キスをして、杏のお酒を飲みながら、ダンスをする。森の中とは言え、喜びを爆発させるさまが、こちらにまで伝わってくるようで、読みながらしみじみしてしまいました。

私は数少ないリーディングセッションを受けたときに、薬草を扱っていた過去生のことを教えていただいたことがあります。私自身の記憶としては小屋の中の様子をぼんやり感じるだけなのですが、その頃のトラウマなのか、ハーブやエッセンスの世界は少し遠巻きに拝見しておりました。ハーブよりもスパイス!とインド料理のほうが好きだったり。植物を育てるのがずっと苦手で、サボテンも枯らしてしまっていた私も、この春ようやくプチ農園にたどり着くことが出来ました。

カボチャとズッキーニの間に、バジリコナーノという、葉の小さなタイプのバジルを播いていたのですが、不器用な私のこと、カボチャを移し替える際に、バジルの若葉を気がつかないうちにツブしてしまったのでした。

まだ親指ほどのサイズだったバジルから、かぐわしい香りがさっと立ち上ってきて、とたんに幸福感が内から湧いてきました。きっかけを頂いたバジルだったのにそのことをすっかり失念して、昨日のブログを書き上げ、投稿後にそうか、バジルだった!と思いだしたのでした。今確認してみたら、バジルはインドが原産のようですね。その香りにすっかり魅せられてしまって、小指の先ほどの小さなバジル苗を、畑のあちこちに植え付けています。

子供の頃、慢性鼻炎だったからなのか、嗅覚がとても弱く。いやなにおいをかがなくて良いから幸せよ、と鼻が良く効く方には慰めていただいています。でも、折に触れ、香りたつかのように、香りと出会うことがあって、今回のバジルとの出会いも、菜園での悲しみがある段階まで癒されたということなのかなぁと、前向きに解釈しています。
バジル.jpg
写真だと大きく見えるかもしれませんが、双葉が開いた頃は1センチ余り。写真のバジルは一番大きく育っている苗で、3センチ前後です。

今日も農園日記になってしまいました。。雨も止んだので、草刈りに行ってきます!


posted by e-aprico@杏の木 at 16:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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