2021年07月01日

朔日の夢

自分の感じ方が、周囲と少し異なる場合があること、今でも、その一つ一つに驚かされることがあります。誰かとの比較では無く、自分がどう感じるかを大切にしよう、と繰り返し言い聞かせているのに、他との違いについて、一喜一憂してしまう自分がいます。

昨日は、暦の上での『大祓』の日だったようで、様々な方が、茅の輪くぐりや水菓子の写真を投稿なさっていました。私はというと、午前中に近しい方の容態の変化を伝えられたこともあって、6月30日の流れに、今一つ気分が乗れませんでした。

お掃除位すればいいのに、と自分の頑固さに少しため息をつきつつ、普段通りに、そして、普段以上に、今の自分を繰り返し肯定し、愛を届けていました。

食欲にムラがあって、一度に沢山の食事をとることが出来ません。湿度が高いのが、苦手なのだろうな、と思いながら、今の自分が何を食べたいのか、自分の食欲センサーに耳を傾ける感じです。昨日は揚げないコロッケを作りました。

良い悪いでは無く、今できることをする。そう繰り返し言い聞かせて、眠りについた昨夜。明け方に印象的な夢を見たのです。
7月1日の明け方の夢のお話し。目の前の小さな土地から、細長い草が、すっと数本生えてくるのです。30センチ位の土地が、クローズアップになっていて、虫目線なのか、とても低いアングル、その周囲は白く光に包まれていました。

ほんの数秒、まばたきの合間のような短いイメージでしたが、私にとっては希望の絵はがきのようでした。これから切り替わってゆくタイミングであることを、教えていただいたように、思います。

大祓らしいことを、ほぼ何一つしなかった自分。それでも、そんな自分を責めずに肯定できたこと。少しため息位はついたかもしれないけれど、『○○なのだから、○○しなくては』、という世の流れを、自分に強いなかったことを、よく頑張ったね、と褒めてあげたいです。

暦とのつきあい方は、人それぞれかと思います。積極的に取り入れてゆかれる方や、程々の距離感で付き合ってゆかれる方。私には、私なりの距離感で、おつきあいするのが、一番性に合っているのだなぁと改めて感じた出来事でした。

うまく暦を生かしていらっしゃる方は、どんどん暦と親しく、活用してゆかれると良いと思いますし、そのような在り方は、自分が出来ないだけに、素晴らしいなぁと拝見しております。暦を生かす生き方も、暦とマイペースで付き合う自分も、共に肯定してゆきたい、というのが、私自身の願いです。

夏至の日には、小さな自分イベントが出来たし、共に、お祝いできる楽しさは、時折しか訪れないだけに格別だったりします。その格別さをあえて避けてでも、自分の内的プロセスを尊重するのは、自分にとっては勇気が必要な行為なのだろうなぁと、改めて感じています。

他と違うこと自体を、個性、として位置づけるつもりは無いので、 『毎回、あれ、今回はどうかな?』と自分に問うことを繰り返しています。直感だけでは無くて、『そうなんだ〜、でも、本当にそれでいいの?』と更問い位はしていますが、できるだけ、自分自身のペースを尊重しながら、暮らしてゆけたらいいな、と思っています。

今操作ミスで、一瞬データが飛んでしまいましたが、『復元しますか?』のメッセージにたどり着いて、祈るような気持ちで、『はい』をクリックしました。数文字消えてしまっていましたが、ほぼ元通りで、ほっとしました。サクラブログさん、復元機能を、ありがとうございます。
手打ちうどん
今夜は手打ちうどん。水出しした昆布と、鶏の胸肉で、出汁を取っています。柄木田製粉さんの『地粉』のパッケージ裏のレシピ、いつも愛用しております。

最後までお読みくださり、本当にありがとうございました。

posted by e-aprico@杏の木 at 11:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/188805749
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック