今まで知らなかった世界のことなので、一つ一つが新鮮でした。自己流なので、気ままにじゃらじゃら弾いておりましたが、ようやっと反復練習が役に立つ時期かもしれないなぁと思い始めたところです。
数日前に始めたのが、右手の練習。シンプルなコードを繰り返すことで、伴奏風の柔らかな響きが生まれるのですが、「ボサノフレーズ」というそう。ボサノバ何たるかもよく知らないくせに、響きが良いので、すっかりお気に入りです。
https://www.youtube.com/watch?v=_8-MxQm5Fhk
Cmajer7 F add9th とかいうようなのですが、おしゃれな響きの簡単コード、がぜんやる気がわいてきます。ようし〜、と練習してみて、最初はホクホクでした。
ただ、少し耳が慣れてきたころ、自分の音の響きを聞き分けられるようになってきたのでした。自分の出している音って、こんな音なのか。。。録音した「ボサノバフレーズ」を初めて聞いた時には、愕然としてしまいました。。今まで、短い曲なら、録音を聞いたことがあったのですが、フレーズだと、粗がこんなに目立つのですね。
最初はあまりにびっくりして動転してしまったのですが、イヤホンで聞いてみたら、少し音色が柔らかになって、ホッとしました。何度か繰り返し聞くうちに、耳が初心者の音に慣れてきたようで、冷静に受け止められるようになりました。
いまだ、一進一退ですが、楽しいフレーズなので、上手になりたいなぁ、と、日々練習しております。少しは上達したのかしら。
今の自分のレベルを、愛を持って受け止めること、ウクレレにおいても、とても大切なのだなぁと実感しています。最初から上手な方の演奏を聴きこんで、耳が肥えてしまっていると、時にジレンマが大きくなって、練習が大変なのかもしれないですね。
私の場合、弦楽器の響きに疎かったので、嬉しさ先行で、練習を続けてくることができました。ようやっと耳の方が、音に追い付いてきた感じでもあります。自分の(伸びしろ)を自分で感じることができるのは、それもまた寿ぎかもしれませんね。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。