しばらく投稿がなかったので、ご心配をおかけしていましたら、すみません。
3月3日の午後から、キュロットの作成を開始しました。型紙を工夫して、ウエストゴムは苦手なので、前空きでファスナーを付けて、翌日完成。
3月4日からハオリモノの裁断を初めて、最初は正方形ストールにひらひらの袖だけつけるつもりが、色々案を練って、半着風の短い丈着物を作ることにしました。
3月4日の夜に発熱して、帰省を先延ばしにし、5日6日はひたすらちくちくしていました☆
今日の午後ようやく完成。お写真がこちらです↓

和裁の本を何冊かもっているのですが、どれも、伝統的?な手縫いメインの本。ある程度の基礎知識があることを前提としている記述なのか、どこにしるしと寸法が書いてあるのか、隅から隅まで、何度も読み返さないと分からないのです。
自分の読解力を棚に上げて、これ本当に日本語なのだろうかと首をかしげることもしばしば。
基本まっすぐに縫ってゆく和裁なので、見ごろを縦に6本つなげて、そこに襟をつけてゆきます。曲線と曲線を縫い合わせる高等技。襦袢は一度縫いましたが、着物の襟付けは久しぶりだったので、とても苦労しました。
このポイントとこのポイントを滑らかな曲線で結ぶ??むっつかしいな〜。と思ってようやく襟をつけ終わったのですが、襟を畳んでみるとぼそぼそです。
おかしいなあと思って、待ち針を外して、鏡の前で羽織ってみると襟元がよれよれ。。どうやら縫う場所を大幅に間違えてしまったようでした。
間違えた個所を本と首っ引きで確認して、ギリギリ布地が足りることを発見。25センチを2本だから、50センチほどほどいて、縫い直したところ、まだ襟の位置がおかしいのです。
再度本で確認して、今縫ったばかりのところを再度18センチ×2本位ほどいて、襟布が足りないので、端のほうで共布を継ぎ足すことに。。
今回、襟付けにはとても苦労しましたが、感動もまたひとしおでした。布きれの集まりが、着物になる瞬間って、やっぱり襟がついてゆくときだなあと思うのです。右と左が同じ形になるように、何度も畳んで、寸法を確認しながら、プロセスを進めてゆきました。
襟を一度つけて、その上から、かけ襟という布をもう一枚付けるのが通例なのですが、今回はどうしようか、迷いながら縫い進めていました。
たしか、かけ襟を付けたほうが、綺麗に仕上がったはず、とドキドキしながら、途中で襟の布を縦半分に裁断して。
でも結果、かけ襟をかける仕立て方にしてよかったです〜。腰がない布がよれよれしたり、時にゆとりを持たせすぎて、しわが寄ってしまったりしている襟の上に、もう一枚布を縫い付けることで、何とかそれらしく形にすることが出来ました。
長着より気軽にチャレンジできる半着♪一枚何とか形にできたので、プロセスをすっかり忘れてしまわないうちに次回を作れたらいいなあと思っています。
明日は都内で講習です。ドキドキですが、たくさん楽しんで来ようと思います。
最後までお読みくださり、本当にどうもありがとうございました☆