2016年04月13日

先走りする自己嫌悪

ふと目にした文章で、ああこれは私にも当てはまるかもしれない、そう思って身を引き締めることまではよくっても、胸が切なくなって、自己嫌悪一歩手前位までどんより落ち込んでしまうことがあります。

我ながら妄想が先走ってるなあと思うのですが、自分でもなかなか気持ちが切り換えられなくて。

先日も寝不足の日にどんより落ち込んでしまったら、食欲まで無くなって、車の運転が大丈夫かな?と心配になるほどに。もし無理だったら帰り道は誰かに送ってもらおう。そう思って普段夕方には飲まないようにしている珈琲を飲んでお出かけしました。

無事用事を済ませた帰り道、ああ、自分の回転数が変わったんだなあとふと思ったのです。
続きを読む
posted by e-aprico@杏の木 at 15:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 散文シリーズ☆

2014年12月19日

鏡となって

出会う方の美しさに 
出会う方の素晴らしさに
出会う方のやわらかさに
出会う方のしなやかさに

周りの方の光がいつも以上にまばゆく感じられるとき
自分があまりにささやかに思えて
自分があまりに小さく思えて
委縮してしまったり、物おじしてしまったり、一歩遠慮してしまったり

もっと力を抜いてゆける
もっと気負いをてばなしてゆける
焦る気持ちをてばなしてゆける

一番心を開くのが難しい時こそ、恐れを手放して
自己憐憫に流れそうになる時こそ、自らを愛おしんで

周りの方の光を輝きを
映し出す鏡になって

その光の内のあるものは私の中にしみこんでゆく
その光の内のあるものは放った方に再び届いてゆき
その光の内のあるものはそれ以外の総てに向けて再び放たれる

私の中の総ての思いを解き放つ
たった一人の、弱くてちっぽけな一人の人間としての生を
みずからが生きてココにあることを
手放しで寿いでゆく

posted by e-aprico@杏の木 at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 散文シリーズ☆